
DIAGNOSIS
虫歯とは
お口の中には多数の細菌が存在します。
歯ブラシの磨き残しから、歯垢(プラーク)が作られ、細菌の住み家となります。
その、細菌は糖分から酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされて歯に穴が開いてしまう現象を虫歯といいます。
虫歯は進行状況によってCo~C4の段階に分類されます。
・ブリッジ・
失った歯の両隣の歯を削り、連なった人口の歯で橋を架けるように被せることで機能回復をさせる方法です。
メリット :
入れ歯より高い安定性と強い咀嚼力を得られる
セラミック系の素材であれば審美的に優れている
デメリット: 健康な歯を巻き込んでしまう
治療後も支えとなる歯に負荷がかかる
インレーブリッジや接着性ブリッジは耐久性に乏しい
人口歯の下に汚れが溜まりやすい
・入れ歯・
残っている歯に金具をかけすぐに外れないようにし、失った歯のところをプラスチックで補う治療法
メリット :
ブリッジでは適応できないような大きな欠損に有効
健全な歯を削らずに補うことができます
取り外しができるのでお手入れが簡単
デメリット: バネによる隣の歯への負担が大きくなります。
咬む力が健康な状態に比べて30%~40%くらいになります。
取り外して手入れをする必要があります。
口の中で動きやすく、痛みが伴うことがあります。
食べ物が挟まって口の中が不衛生になりやすいです。
発音しにくい場合があります。
違和感があります。
審美性に欠けます
・インプラント・
メリット :
ブリッジのように、健康な歯を削る必要ない。
(健康な歯を削ってしまうとその歯の寿命は短くなるので、これは非常に大きなメリットです)
見た目が良い。
咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)が最も高い。(天然歯の約80%)
違和感が少なく、自分の歯と同じような感覚でものを食べることができる。
デメリット: 手術の必要性がある
自由診療なので治療費が高い
定期的なメンテナンスを怠ると予想より早くダメになることがある
骨の量が少ないときなどは、この治療法が採用できない場合や骨移植などの必要性がでてくる
歯周病とは、歯の周りに歯石がついた状態が続くことによって、歯肉や歯を支える骨が炎症を起こす感染症です。
歯周病は日本人の80%以上がかかっているといわれ、歯を抜く原因の多くを占めます。
初期では、ほとんど症状はありませんが、放置することにより、歯が揺れ始め、歯が伸びた感じになります。そして、歯の位置が変わってしまい、自然に抜け落ちてくる可能性のある病気です。
-治療-
歯周病の原因である、歯垢、歯石の除去を行い、細菌の住み家をなくしていくことが治療になります。
また、歯科医院で歯垢を除去しても、自宅での歯ブラシが不良であれば、治癒しません。
ご家庭での、口腔ケアが一番の治療法といえるかもしれません。その助けとなるために、ブラッシングの指導、生活習慣の見直しなどの情報をしっかり説明し、口腔清掃状態の改善のお手伝いをしていきます。